「紫ひめ」
紫ひめは、もち米をブドウジュースで蒸したおこわであんこを包み込んだ和菓子です。
紫波町の「紫」と町花「キキョウ」をイメージできる紫色のぶどうを利用したものですが、きれいな色を出すためには、キャンベル100%のブドウジュースをたくさん使わなければならず、キャンベル生産量県内一の紫波町ならではの贅沢なお菓子です。
材料(20個分)
- もち米(ヒメノモチ) 2.5合
- ブドウジュース(キャンベルストレート果汁100%) 450cc
● こしあん
小豆 200g
ザラメ 160g
塩 少々
作り方
- もち米をブドウジュース(320cc)に1晩浸す。
- こしあんはあらかじめ20等分に丸めておく(20gずつ)。
- 水を切ったもち米を20~30分位蒸し、ボールに移し変え、ブドウジュース(130cc)を打ち水する。
- さらに20分間蒸し(芯が残らないこと)火からおろして20等分にする。
- もち米が熱いうちに手早く手のひら大に広げ、真ん中にあんを置き、手のひらをつぼめるように包み込む。
こしあんの作り方
- 小豆を洗い、たっぷりの水で煮る。ひと煮立ちしたら水を捨てる。
- もう一度たっぷりの水で煮る。中火にして、親指と小指で持ってつぶれるくらいになるまでやわらかく煮る。
- ボールにザルを入れて、そこに煮汁と共に小豆を入れる。手が入れられる位の温度まで水を足す。
- ザルの中で小豆を手でつぶし、ザルに皮だけ残るようになったら、ザルごと皮を取り除く。
- 皮を取り除いた4を、こし袋に入れて水気を絞る。
- こし袋の中身を鍋に入れザラメを加える。3時間位するとザラメが溶けてどろどろになる。
- 6を中火以下で、焦がさないようかき混ぜながら1時間くらい煮る。
- 照りがでて、かき混ぜると鍋底が見えるようになったら、塩をいれて仕上げる。冷めたらまるめる。