紫波の伝統食を作る 第三回

オガールプラザ内のキッチンスタジオで「食の匠」細川玲子さんによる伝統食講習会が行われました。

この日のメニューは、彼岸には欠かせない、仏壇に供える「彼岸だんご」と小昼やおやつとして食べられていた「かまやき」です。

今回の「彼岸だんご」は、もち米ではなく、うるち粉ともち粉の両方を使い作りました。うるち粉だけで作るよりもモチモチして、食感が良くなるそうです。

昔から作られてきた粉もののお菓子は、洋菓子のように、レシピ通りに作れば毎回成功するものではなく、回数を重ねなければ、良いものは出来上がらないそうです。
だからこそ、「お金を出せばすぐに買えるものだけど、家庭で作って、自分の味を完成させ、子供や孫世代に伝えていって欲しい!」と、細川玲子さんは話していました。

※次回、9月29日(土)午前10~正午 「高野豆腐の肉詰め煮」「サヤインゲンの白和え」を作ります。