わんぱくまつり

日詰公民館主催の「わんぱくまつり」が11月20・21日に日詰小学校調理室で行なわれました。
「わんぱまつり」は、日詰小学校3年生(今年は78名)を対象に、紫波町名誉町民「橋本善太氏」の功績を伝えるとともに、善太氏が養鶏家であったことから、卵を使って調理実習をするものです。※先日、岩手県食育推進貢献者表彰を受けました。

始めに、橋本善太氏について日詰地区先人顕彰会の方から、卵の栄養等について保健師さんから、料理をする上での注意点等を栄養士さんから、それぞれ説明を聞きました。

説明が終わると、いよいよ調理開始。メニューは「のりおむすび」「なめこ汁」「鮭のホイル焼き」「かぼちゃの牛乳煮」「プリン」です。
どの作業工程もみんなで体験し、協力しながら上手に作ることができました。

「すごく楽しかったです。特に、おにぎりは自分の好きな形に出来たので、楽しかったです。プリンは、お店のものより美味しかったです!」と、松島未緒里さんが話してくれました。

橋本善太(1892~1956)

明治25年、紫波町日詰に生まれました。
蚕(かいこ)の品種改良で貢献しました。養鶏家としても、1年に366卵の世界記録を樹立し、産卵率が高く肉質の良い「ゼンタックス」も作出しました。

※「ゼンタックス」とは、当時岩手県知事だった国分謙吉さんが、善太氏の努力をたたえて、付けた名前なのだそうです。