彦部小学校での「紫あ波せお29給食」風景

紫波町給食センターでは、11月を「紫あ波せお29給食(しあわせおにくきゅうしょく)月間」として、町内で生産されている”しわ豚””もちもち牛”を使用した給食を提供しています。

11月18日(月)、岩手中央農協 養豚専門部会さんから紫波町産の豚肉2頭分(約100kg)が町に寄付され、そのお肉を使った給食を町内小中学校の児童生徒が味わいました。


当日、彦部小学校では豚肉を寄付してくださった生産者さんお2人と岩手中央農協の職員の方との給食交流会をおこないました。会のはじめには、生産者の七木田さんがあいさつをしました。七木田さんの話によると、昔は、彦部地区でも豚を育てていましたが、今は育てている人はいなくなったとのことです。また、子どもたちには、「勉強も大事だけれど、いっぱい遊んで、いっぱい食べてください」と食事と体づくりの大切さを話してくださいました。


それから、係の児童が本日のメニューを紹介したあと「感謝の心で味わって食べましょう」と呼びかけ、「いただきます」の唱和の後給食タイムがはじまりました。


児童たちは、全学年の児童が混ざった4つの縦割り班に分かれて給食をいただきます。いつも全校児童一緒に食べるそうです。もう一人の生産者の阿部さんも七木田さんとは別のテーブルで児童たちと一緒に給食を楽しみました。

しわ豚を使ったメニュー「しわ豚きのこ汁」「しわ豚キムチいため」は、おかわりしている児童も見られ、好評のようでした。テレビ局や新聞社の取材の方が大勢来ていたので、いつもと違う雰囲気の中での給食でしたが、子どもたちは食材に感謝するとういうことを学ぶことができた時間だったようです。

11月18日のメニュー

 麦ごはん
 牛乳
 しわ豚のきのこ汁
 紫あ波せかぼちゃコロッケ
 しわ豚のキムチいため
 りんご