「しわ農楽耕」開校しました③

 畑をフィールドに健康的な町づくりに取り組んでいる「HATARAKU~畑多楽~」・紫波町を拠点にこどもの居場所づくりやイベント企画に取り組んでいる「あそびこむ」・ 畑の運営、管理をしている「CCCAふるだてファーム」の3団体が連携し、取り組んでいる「しわ農楽耕(のうがっこう)」の第3回が開耕しました。

 さわやかな秋晴れとなった今日、畑にはおよそ40名の親子が集まっています。3回目となる今回の体験は、1回目に定植をしたサトイモの収穫です。

 ビニールハウスの中では、子どもたちが「あそびこむ」のたっしー先生による絵本の読み聞かせとフルーツバスケットではふれあいの時間を過ごし笑顔が広がっています。
 たっしー先生に案内されて、畑に到着。そこには腰丈ほどのサトイモがずらり。1m50cmほどに育つというサトイモですが、今年は、夏の暑さによる水不足の影響で成長が止まっていました。「たくさんの子いもがついていると思います。収穫したらひとつずつに分けてバケツにいれてください。」と及川副農園長が今日の作業を教えてくれました。

 勢いよく駆け出し、子どもたちが力いっぱい茎を引っ張ってみると、まるまるとした大きなサトイモが収穫できました。土の中から姿を見せたサトイモに「いっぱいついてるー!」「やったー!」と一度にたくさん採れたサトイモに笑顔がこぼれました。
 次から次へと収穫していく子どもたちのバケツはあっという間にサトイモでいっぱいです。「いっぱい採れたよー!」と笑顔で記念写真。

 収穫を終え、みんなでランチタイム。今日のメニューは、畑の産直で売っているベジファーム及川の及川副農園長のこだわりのサトイモと、あこの芽ファームの野菜を使った芋煮です。ハウスの中で休憩しながら、とろけるようなサトイモを味わっていました。

 次回は、最終回です。サツマイモの収穫、やきいも会を予定しています。畑で育てた秋の味覚を堪能します。

 第1回の定植作業の様子はこちらから
 第2回のトウモロコシの収穫の様子はこちらから