コロナ禍で迎える門出 地元花生産者とともに

3月2日、紫波総合高等学校では、卒業式が行われました。  新型コロナウイルス感染症の影響で、児童生徒の学びの現場でも、多くの自粛が続いている中、「この学校だからこそ」の体験をしようと、紫波総合高等学校の生徒は事業を企画してきました。

コロナ禍において、地元企業もまた、同じく多くの困難に直面している現実を知り、「地元で経済を循環させ、地域を元気にしよう」という想いを抱くようになりました。 今年度の締めくくりとして、卒業式で卒業生が着けるコサージュを地元企業へお願いすることを発案し、この想いに紫波郡の女性花生産者団体「華音~はなおと~」が賛同したことで実現しました。

アリストロメリア、ストック、ゴットなど計5種の生花、葉を使い142個ものコサージュをこしらえました。

華音~はなおと~の代表、竹原さんは、「地元の高校生たちが地域を応援したいと思ってくれていることを知り、感激した。コサージュ一つ一つに気持ちを込めて作りたい。」と話してくれました。

地元花生産者の想いも胸に、卒業生たちは、晴れやかな門出の日を迎えました。 紫波総合高等学校の企画の様子は3/2(水)IBCテレビ ニュースエコー(18時15分放送)にて放送予定です。