【その一言で頑張れる!~日詰小学校で養豚農家が出前授業~】

地域の子どもたちに食の大切さや養豚に励む生産者の想いを知ってもらおうと町内で生産されている「岩手しわ豚」2頭を岩手中央農協養豚専門部会から紫波町学校給食に提供いただきました。

養豚専門部会で豚肉を学校給食へ提供する取り組みは平成8年から続いています。
今年度は11月15日に七木田一也部会長が日詰小学校で給食時間前に出前授業を開催しました。

年間2000頭以上を出荷するという七木田部会長の農場風景や、約1キロで生まれた子豚が約6か月の肥育期間を経て120キロまで成長する姿を紹介。
「みんなの『おいしい』の一言がとてもうれしい。また食べたいと言ってもらえる豚を作りたいです。」と生産の想いを伝えました。

授業の後は、お待ちかねの給食の時間。紫あ波せお29給食の特別メニュー「しわ豚丼の具」に調理されました。
しわ豚丼の具は給食に初めて出るメニュー!
この日は生産者さんと一緒に給食を囲みます。

「これが一番おいしい!」

「命に感謝して食べたいな」

子どもたちは給食を口いっぱいにほおばっていました。

養豚農家、㈱いわちく、JAいわて中央、全農いわて、給食センター等の多くの方が協力し、生産から調理までオール地産地消の給食が出来上がり!

美味しいお肉となった豚の「いのち」の大切さについて学び、自慢の地元食材を味わう貴重な機会となりました。