紫波第一中学校農業講演会
9月9日(火)紫波第一中学校の体育館において農業講演会が行われました。
講師には、JAいわて中央 紫波地域営農センター所長 作山道幸さんをお招きし、「紫波町の農業」と題し、ご講演いただきました。
『“紫波町は、ないものがない!”といわれるほどいい場所』 この言葉から講演は始まりました。
紫波町の農業の現状は。。。
・65歳以上の方が中心となっている。
・耕地放棄地が数年前に比べると、40倍にも増えている。
・年間1万トン以上のお米が余っている。
スライドショーの写真を見ながら、農家さんたちが丹精込めた、米、果樹、野菜、きのこなどについて、クイズを出しながら話をしていただきました。笑いがおきる場面もあり、生徒達は、楽しそうに聞いていました。
作山さんは、『農家の願いとして、お米をいっぱい食べてほしいです。紫波町はとてもいい所なので、ぜひ、農業をやってほしいです。田んぼは環境を守ります。農業の勉強をたくさんしてください。』と話していました。
田んぼは環境を守る!!
田んぼはお米を作るだけではなく、日本の豊かな水や土を守り、
植物・生き物のすみかになり、やすらぎをあたえています。
- 水をきれいにします。
- 洪水や土砂くずれを防ぎます。
- 空気をきれいにし、気温を調節します。
- わらや雑草などが肥料になります。
- 植物・生き物のすみかになります。
- 緑がやすらぎをあたえます。
学年執行部代表の鎌田 怜くんは『紫波町の農業について知ることができました。今日のことをしっかり頭に入れて、農業体験を行っていきたいです。』とお礼の言葉を述べていました。
★紫波第一中学校の2年生は、今月の25日・26日の2日間、農業体験を行う予定です。