【食育講座 離乳食後期~幼児食に向けて】
令和6年6月6日、生後7か月前後の幼児たちとママ8組が参加した食育講座が紫波町 子育て応援センターしわっせで開かれました。
講師は紫波町健康福祉課で栄養士の森川利佳さんです。
今回のテーマは「離乳食」。幼児の生育にあわせたご飯の調理方法について講座が進みます。
生後7か月の幼児は食べ物をトロトロ状態にしていなくても食べられるようになるため、つぶつぶ感を残しながら変化をつけ、口の中を慣らしてあげます。
12か月頃になると「手づかみ食べ」になるので掴みやすい大きさに調理します。
なめらかな食事や粒々感を残した食事、いったりきたりしても大丈夫。
焦らずに離乳食を進めていくことでスムーズに移行できます。
ここで大切なことは「味を薄めにすること」!
はじめはいろいろな食べ物を混ぜた複雑な味より、それぞれ単品で食べさせてあげた方が食材の味を覚えるため、混ぜない方がおすすめです。
今日の離乳食試食のメニューは「野菜のおかゆ」「そぼろ肉じゃが」「バナナヨーグルト」でした。
野菜のおかゆと肉じゃが風は野菜で「だし」を取っています。
パパママにはこの野菜だしで味噌汁を作ってもおすすめなので、一緒に食事の準備することができます。
野菜嫌いの人には「だし」に栄養が溶け込んでいるので、野菜を食べなくても栄養を取ることができるのだとか!
ママたちは森川さんの話に頷きながら試食し、「よそのおうちはどうなんだろう?」「うちのごはんって大丈夫かな?」と情報交換をしながら食に関する知識を深めていました。