【みんなで美味しく~紫波町食育地産地消実証実験プロジェクト事業補助金活用事業~】

盛岡大学栄養科学部の氏家研究室は町の補助事業を活用し、「紫波町の特産品を使った商品開発」を今年度実施しています。
令和7年1月17日、氏家研究室の学生7名は紫波町片寄地区にある株式会社髙橋農園を訪れ、学内で試作を重ねた「和スイーツ」の商品化に向けた調整を行いました。
氏家研究室では紫波町産の粉を主原料とした団子をベースに町内産品を使ったタレや餡を考案し「一般用」・「食事療法者用(生活習慣病など)」・「高齢者などの嚥下困難者用(飲み込みに配慮したもの)」の3種類のパターンにわけ、幅広い人が楽しめるスイーツの開発に取り組んできました。


学内試作ではまず一般用団子のメニューを栄養価や粉の配分なども考慮しながら考案、その中から生活習慣病でも食べられるカロリーの低いものや嚥下しやすい喉越しが良いものを選別し今回の試作につなげています。

生地だけでも9種類、餡もなんと11種類!
これらは全て学生が自分たちで考えたものなんだそうです。

今回は嚥下用のつるんとした団子にとろみのあるねりごま餡やかぼちゃ餡をかけ、食感を確かめたり、㈱髙橋農園の髙橋和久さんに味をチェックしていただきました。
最終的にどんなお団子が出来上がるか、楽しみですね!
学生たちの挑戦は続きます。