紫波町産ビール麦 岩手大学生が収穫

 令和5年6月18日、岩手大学の学内カンパニー・クラフトビール部のメンバーは、実証栽培で連携している㈱高橋農園の圃場を訪問し、黄金色に実ったビール大麦を収穫しました。

 岩手大学クラフトビール部は、令和3年4月に発足。ビール原料となるビール大麦の国産化により農地保全、農業所得の向上を目指す「つなぐビールプロジェクト」を立ち上げました。

 昨年、播種、麦踏みと生育を見守ってきた学生たちは、とびきりの笑顔を見せながら、収穫。

昨年度から陸前高田市でもビール大麦の栽培に取り組んでおり、今年の収穫分からは紫波町産と合わせて、ビールへと醸造されます。 収穫されたビール大麦は乾燥し、モルト化する製麦の作業後、盛岡市のべアレン醸造所に出荷、醸造が予定されています。12月半ばには「県産ビール」が完成予定。今冬の商品化を目指しています。