【ミツバチも大忙し!~りんごの生長記録②~】

 5月上旬、りんごの花が咲き始めるとりんご農家さんは最盛期を迎えます。

 りんごは自分で受粉することが難しい植物のため、人工的に受粉させたり、ミツバチにせっせと働いてもらう必要があるのだそうです。(ミツバチのお仕事の邪魔はできないため、近寄ることはできませんでした…。)

 腰に花粉の入った受粉用の機械を装着し、先端に羽根の付いたホースを伸ばして受粉をしていきます。

  受粉したりんごは、花びらの下にある「ガク」という部分が立ち上がり実になる部分がちょこっとだけ膨らんでいました。

 

 受粉作業と並行して行われているのが「花摘み」です。 つぼみの時期から実になる花を選ぶ作業がはじまります。1つの株から5個~6個の群れで咲いた花をまびくことで、残した花に栄養を集め、実を大きくすることができます。

 このあと、6月下旬の「摘果(てきか)」と呼ばれる作業では良好な実だけを残して実をまびく作業が行われます。

【取材協力:長岡 りんごの藤沼】