「ぬっぺい汁」

紫波郡に伝わる郷土料理 ~豆腐のすまし汁にとろろを加えた汁物~

材料(4人分)

  • 豆腐       1/2丁
  • 長芋       300g
  • 大根       150g
  • 干し椎茸     2枚
  • だし汁(鰹)   5カップ
  • 醤油       大さじ2
  • もみ海苔     少々

作り方

  1. 干し椎茸は水で戻して細く切る。
  2. 豆腐は拍子木切りにする。
  3. 長芋はすって、大根のおろし汁を加えてのばし、とろろを作る。
  4. だし汁に、椎茸の戻し汁と椎茸、豆腐、醤油を入れひと煮立ちさせる。
  5. 熱くした4をお椀に盛り、その上に3のとろろを入れ、もみ海苔を散らす。

一口メモ

  • この汁は熱いうちに食べると体が温まります。
  • とろろがかかった汁の状態がのっぺりしているので「のっぺい汁」、それがなまって「ぬっぺい汁」となったといわれている。また、とろみをつけ濃度を出すことから「濃餅汁(のっぺいじる)」とも呼ばれる。

【 レシピ提供:紫波町食生活改善推進員協議会 彦部地区会員 佐藤ノリ子さん 】