ゆるっと作ろう一人暮らしの朝ごはん

 

岩手県立大学総合政策学部とNPO法人紫波みらい研究所の共催で新入生を対象とした食の交流会が開かれました。

これからの一人暮らしに、家でのお手伝いに活かすためにと目的は様々ですが、「自分の健康は自分で守ること」を目標に調理体験が始まります。

今回作るテーマは「簡単な朝ごはん」。おにぎりとお味噌汁を作ります。 お米は岩手県のブランド米「銀河のしずく」、お味噌汁と焼きおにぎりのお味噌は県大の泉先生の手作りです!

講師をしてくれたのは岩手県食の匠として活躍されている細川栄子さんです。

「手作りのみそは大豆、こうじ、塩だけで出来ています。顆粒のだしがなくても、素材の良さを引き出してくれます。」と話していました。

 包丁でおそるおそる切った豆腐とワカメを投入。味噌を溶き入れて味見をします。切ったワカメが大きかったのはご愛嬌。

おにぎりは、ひじきの炊き込みご飯に味噌焼きおにぎり、定番の梅干し、ツナマヨと種類もいっぱい! 味噌焼きおにぎりは「すり胡麻」を入れて風味を出すのがポイントなんだそう。

同じ大きさにそろえるために、カップを使って大きさをそろえてから握ります。

 「お米が手にくっつく!手を濡らすのを忘れてた!」 はじめは四苦八苦していた学生たちも、数をこなすにつれだんだんと形が上手になっていきます。

自分たちで作ったごはんをみんなで食べると、おいしさもひとしおです。

「次は肉じゃがを作ってみたいな。」学生たちの調理意欲が増す場となりました。