「田舎風ひっつみ」
~ヘルシーレシピ~
岩手県の郷土料理「ひっつみ」。紫波町でも昔から食べられていました。昔は「サバ節」を使っていたそうですが、今回は、サバの水煮缶を使いました。
材料(4人分)
- 小麦粉 200g
- 水 20g
- ニンジン 1本
- ジャガイモ 4個
- タマネギ 1個
- 油揚げ 大1/2枚
- さば水煮缶 1缶
- 水 6カップ
- 塩 小さじ1/2
- 醤油 大さじ1.5
- ネギ 1本
作り方
- 小麦粉に水を少しずつ加えながら初めに菜箸で混ぜてから、手で耳たぶ位の固さにこねる。ビニール袋に入れて30分程寝かせる。
- ニンジンは薄いいちょう切り、ジャガイモはひと口大、タマネギは半分に切りくし型に切る。油揚げは2㎝長さの短冊切り、ネギは斜め切りにする。
- 鍋に、ねぎ以外の野菜と油揚げ、水を入れて野菜が柔らかく煮えたら、調味料とサバ缶を汁ごと入れる。
- ひっつみの生地を3㎝程に薄くちぎって鍋に入れ、ひっつみが浮いてくるまで煮る。
- 煮えたら火を止め、ネギを加える。
ワンポイントメモ
- ひっつみ生地はしっかりこねて、寝かせることでモチモチ感が増し、伸ばしやすくなります。
- ひっつみは、手の平と親指の付け根の部分を使って生地を引っ張りながらちぎります。手に水を付けると扱いやすいです。
- サバ節の場合は、1/2尾使います。
由来
生地をひっつまんで(ひきちぎっての方言)鍋に入れることから「ひっつみ」と言います。昔は米を節約するために主食として、あるいは農作業中の小昼として食べられていました。地域や家庭によって具材はさまざまです。
【レシピ提供:紫波町食生活改善推進員 日詰地区会員の皆さん】