しわ もちもち牛を見て、触っておいしく食べるツアー ~紫波町食育地産地消実証実験プロジェクト事業補助金活用事業~

 紫波ツーリズム協議会は、紫波町の豊かな農業を親子で体感できる機会をつくろうと全4回のツアープログラムを構築。

 令和5年11月19日には、1回目のプログラム「しわ もちもち牛を見て、触っておいしく食べるツアー」が開催されました。しわ もちもち牛の飼育の学習ともちもち牛のハッシュドビーフ作りを体験。

 しわ もちもち牛とは、もち米産地である地の利を活かし、もち米を中心とした地元産の飼料を与えて育てた紫波のブランド牛です。

「もちもち牛は知ってるよ。給食に出てくるからね。」とツアーに参加した小学生たちは給食でも味わっているもちもち牛はどんなところで育てられているのでしょうか。

 今回は、もちもち牛の生産に励む(株)畠山畜産の牛舎を訪問。約200頭もの牛を飼養している町内最大規模の畜産経営体です。生まれたばかりの子牛や出荷直前の大きな牛と触れ合いました。出荷直前の牛はなんと体重850㎏以上。体重を聞いた子どもたちは驚いていました。

 初めて牛と触れ合った子どもたちは、
「いっぱいエサを食べていた!」
「牛はフサフサしてて、意外と温かかった。」
 間近に牛を見たり、触れ合ってみたりと、貴重な体験ができたようです。

 ここからは、ハッシュドビーフ作り。具材はトマト、タマネギ、もちもち牛とシンプル。それぞれ一口大にカットし、じっくり煮込み、トマトの酸味ともちもち牛の甘みのバランスがとれたコクのあるハッシュドビーフが完成。 

 自分たちで作ったハッシュドビーフはひと味違います。大きな一口でパクリ、パクリ。あっという間に完食でした。もちもち牛のハッシュドビーフは、産直あぐり志和内のあぐりちゃやで味わうことができますよ!

 紫波の農業に見て、触れて、味わって。今年度のプログラムは残り2回です。
 次回は、令和6年1月14日に「さつま芋のお菓子作り体験」を開催します。
 現在も参加者は募集中です。この機会をお見逃しなく!
 プログラム詳細はこちらから!