みそ作り教室と炊飯実習 片寄こどもの家

 令和6年1月10日、片寄こどもの家では、地元の片寄地区の食育パートナー細川栄子先生と大森友紀子先生の二人と一緒にみそ作り、炊飯実習を開催されました。

 小学生のみなさんは、国語の「すがたをかえる大豆」という教材で大豆が様々な食品に加工され、栄養満点であることを知っていました。今回は実際に“すがたをかえる”瞬間を体験します。

みそは、大豆、麹、塩の3つの材料で作ることができます。
 細川さんの工房で作るみそは、学校給食にも使われています。原料の大豆も紫波町長岡産です。もちろん今回 の大豆も長岡産!

 今朝ゆでたばかりの大豆を持ってきていただき、まだ温かい大豆をつぶしていきます。
 温かく、柔らかい不思議な感触を楽しんでいましした。手や足を使って細かくできたら、あとは麹と塩を混ぜ合わせるだけ。仕上げに大豆の煮汁を加え、柔らかいみそに仕上げることで様々な調理方法で活躍するみそになるようです。ここから3か月寝かせることでみそが完成します。

 つぶして、混ぜ合わせるだけで簡単にできあがるみそを体験したこどもたちは、
「初めて作ってみたけど、簡単だったし楽しかった!」
「3か月後が楽しみです」
とできあがりを待ち望んでいる様子です。

 ここからは、食育なべを使った炊飯実習。
 透明な食育なべを使うと美味しいごはんへ変身するまでの様子を見ることができます。こどもたちは、真剣になべの様子を見つめます。グツグツと沸騰してくると、
「泡が出てきた!」
「いい匂いがしてきたー!」
「おこげもできてる!」
 なべからの音、立ち上がる湯気、ふんわり香る甘いかおり食育なべならではの炊き上がりを体験することができました。