つなぐビールプロジェクト 県産ビール販売開始

 令和6年3月6日、岩手県産原料100%ビール「つなぐビール 北山プロトタイプ」が発売を開始しました。

 岩手大学クラフトビール部は、農地保全、農業所得の向上などを目的に農業を活性化できるものは何かと考え、大麦の生産によるビール麦の県産化に取り組む「つなぐビールプロジェクト」を立ち上げました。

 立ち上げから約3年。ついに生産された大麦を使ったビールの販売までたどり着きました。このつなぐビールはべアレン醸造所と共同で開発。柑橘系の爽やかな香りでさわやかな味わいが特徴のクラフトビールです。

あいさつをする岩手大学クラフトビール部 佐藤 稜共同代表

 つなぐビールはおよそ4,000本の数量限定販売。べアレン醸造所直営店や県内スーパーなどで販売されています。

 昨年10月からは紫波町内の畑でもビール麦の本格栽培を開始。ビール生産量も大幅増加が予定されています。

岩手大学クラフトビール部のこれまでの取り組み紹介の記事はこちらから
・紫波町産ビール麦 岩手大学生が収穫(令和5年6月18日)
・紫波に新しいお酒 ビール麦の種まき(令和5年10月4日)